
背中の手術後の私の歩み ― Part 1**
回復における「心」の大切さ
前向きでいること、そして現実的に自分を調整していくこと。
回復にはこの2つがとても重要だと、私は身をもって学びました。
期待が高すぎると、思うように進まない現実にイライラし、落ち込んでしまいます。
一方で、努力が足りなければ、回復は止まってしまいます。
L4–L5椎間板ヘルニアのような腰の手術後の回復は、多くの場合、私たちが望むよりずっとゆっくりです。
「今日は調子がいい」と思える日もあれば、「今日はつらい」と感じる日もある――
この行き来を、多くの患者さんが経験します。
だからこそ、私はこの体験を共有したいと思いました。
「あなたは一人ではない」ということを伝えたかったからです。
この経験を共有する理由
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メンタルの強さ:あきらめずに前を向いてほしい
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トレーニング歴:アスリートであることが、助けにもなり、同時に難しさにもなったこと
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生活の変化:トレーニングや日常生活をどう見直したか
すべての始まり
約1年前、CrossFitのトレーニング中に、背中に違和感を覚えました。
最初は「すぐ良くなるだろう」と軽く考えていました。
しかしその後、左足の親指にしびれを感じ始めたのです。
ハードなトレーニングに慣れていた私にとって、それは初めての感覚で、不安を覚えました。
CrossFitを一旦中止し、特に重いウェイトトレーニングは避けました。
カイロプラクティックにも通いましたが、痛みを伴う施術は、結果的に症状を悪化させてしまいました。
苦しい時期
YouTubeで見たエクササイズを自己流で試しましたが、それも逆効果でした。
痛みは悪化し、ついには眠れないほどになり、緊急診療を受けることになりました。
私は普段、薬に頼るタイプではありません。
それでも、耐えられない痛みのため、痛み止めの注射を受けました。
数日は楽になりましたが、副作用が強く、服用をやめました。
毎日、電気刺激療法も続けました。
一時的な緩和はありましたが、根本的な改善にはなりませんでした。
そんな中、友人が専門のマッサージセラピストを紹介してくれました。
高額で保険も使えませんでしたが、その方が「X線検査を受けるべき」と勧めてくれたことが、大きな転機となりました。
診断と決断
担当医のカブリロ医師は、とても落ち着いていて信頼できる方でした。
X線、そしてMRI検査の結果、L4–L5の椎間板ヘルニアであることが明確になりました。
最初はステロイド薬や注射で様子を見ましたが、
痛みは軽減しても、しびれと脚の弱さは残りました。
最終的に、私たちは手術という選択をしました。
手術
私は**椎間板摘出術(マイクロディスケクトミー)**と
**椎弓切除術(ラミネクトミー)**を受けました。
目標は、ただ痛みなく歩けるようになることではありません。
パルクール、カンフー、CrossFit、クライミング、スイミング、ランニング――
私が愛するスポーツに、もう一度戻ることでした。
Part 1 のまとめ(学び)
この経験を通して強く感じたのは、
回復は身体だけの問題ではなく、心の問題でもあるということです。
前向きでいること、期待を調整すること、そして忍耐。
それらは、手術そのものと同じくらい大切でした。
このストーリーが、同じような状況にいる誰かの支えになれば嬉しいです。
回復には時間がかかります。
でも、粘り強さとバランスがあれば、必ず前に進めます。
手術後のリハビリと回復 ― Part 2
想像以上に厳しいスタート
手術は無事に終わりましたが、正直、想像していたよりずっと大変でした。
多くの人が「痛み」を理由に手術を選びますが、私の場合は違いました。
主な症状は、しびれと筋力低下だったのです。
皮肉なことに、手術後のほうが不快感は強くなりました。
手術は成功しましたが、
腰の手術を受けて「すぐ快適になる人」などいません。
強い鎮痛剤と、数週間のタイレノール服用を勧められましたが、
私は強い痛み止めは一切使わず、タイレノールも数日でやめました。
実際につらかったのは、深部の痛みではなく、切開部の違和感でした。
日常生活の困難
BLT制限(曲げない・持ち上げない・ひねらない)があり、
筋力低下も重なって、生活は本当に大変でした。
一人暮らしだった私は、毎日が戦いでした。
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料理ができない
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落とした物を拾えない
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シャワーがつらい
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仕事を休まざるを得ず、外出もできない
家族の友人たちの助けと、上司の理解があり、
完全に一人ではなかったことには感謝しています。
それでも、最初の数週間は本当に厳しいものでした。
理学療法(PT)の開始
徐々に回復し、医師の許可を得て理学療法を始めました。
最初のPTセッションは、正直ショックでした。
手術前の私は、柔軟性も筋力もあるアスリートでした。
それが、手術後はまるでロボットのよう。
硬く、弱く、動きが制限されていました。
担当PTのジェームズ先生は、
まず股関節周りの優しいマッサージから始めてくれました。
それだけでも大きな助けになりました。
その後、背中のマッサージも始まりましたが、
体のアンバランスと硬さのため、最初は非常に痛かったです。
努力による進歩
毎回のセッションで、新しいストレッチが課されました。
そして私は、元の自分に戻るため、毎日欠かさず続けました。
歩行も日課にしました。
最初は短い距離から。
今では、坂の多い近所で 2〜3マイル 歩けるようになりました。
パルクールやカンフーで培ったバランス感覚は、
左足親指のしびれが残る今でも、私を支えてくれています。
脚の筋力は少しずつ戻り、
毎日のストレッチと週2回のPTで、背骨の柔軟性も改善しています。
今も残る課題
もちろん、すべてが完璧ではありません。
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足に焼けるような感覚が出たり、左足の親指周辺が腫れて赤みを帯びること(しもやけのように感じる)
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夜や長く歩いた後、長時間座った後に出る足の腫れと、朝起きたときの足の違和感
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不快感やしびれ感で眠りが浅くなり、お尻の筋力低下や足指に力が入りにくいことで感じるフラつきや「弱くなった」という感覚
つらいですが、これも回復過程の一部だと受け止めています。
学び続けていること
回復とは、適応・前向きさ・期待管理のバランスです。
無理をしすぎれば後退し、
努力を怠れば前に進めません。
私は、ゆっくりでも確実に良くなっていくと信じています。
奇跡は突然起こるものではありません。
でも、粘り強さが奇跡を生むこともある。
幸せは、誰かにもらうものではなく、
日々の中で少しずつ見つけていくものだと思います。
脳や心の状態、そして日々の向き合い方は、回復に大きく影響します。
完璧ではなくても、
今日できることを積み重ねながら、私は前に進んでいます。

1.回復初期(術後数週間)
こまめに歩く
短時間のウォーキングをこまめに行うことで、血流が良くなり、体のこわばりを防ぎ、瘢痕組織(傷あと)の固まりを抑える助けになります。
長時間座り続けない
タイマーを使い、30〜45分ごとに立ち上がるようにしましょう。背骨への圧迫を軽減できます。
正しい姿勢を意識する
立つときも座るときも背筋を伸ばし、必要であれば腰に小さなクッションを当てて支えましょう。
無理に曲げたり持ち上げたりしない
体をひねる動き、深く前屈する動作、重い物を持ち上げることは避けてください。
2.痛みの管理と快適さ
腫れには冷却、こわばりには温め
術後初期の腫れにはアイスパックが有効です。
その後は、やさしい温熱で筋肉をリラックスさせるのも効果的です。
睡眠時のサポート
仰向けの場合は膝の下に枕を、横向きの場合は脚の間に枕を挟むと、腰への負担が軽減されます。
3.筋力と柔軟性
やさしい体幹エクササイズ
医師の許可が出たら、骨盤の傾き運動(ペルビックチルト)やブリッジ、軽いストレッチなど、低負荷の運動から始めましょう。
体幹と股関節の強化
体幹や股関節の筋肉を強くすることで、腰への負担が減ります。
理学療法(PT)の活用
専門家の指導に基づいた運動プログラムは、回復を早め、再発のリスクを下げてくれます。
4.生活習慣の見直し
適正体重を保つ
体重が増えると、背骨への負担も大きくなります。
水分補給と栄養バランス
タンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかり摂り、体の修復をサポートしましょう。
心と体の緊張をため込まない
人間関係のストレスや無理なスケジュール、精神的なプレッシャーは、気づかないうちに体をこわばらせ、回復を妨げることがあります。
安心できる環境を整え、必要であれば休む・距離を取ることも、回復を支える大切な要素です。
5.長期的なケア
作業環境の見直し(エルゴノミクス)
モニターは目の高さに、椅子はしっかり支えのあるものを使い、足は床にしっかりつけましょう。
日常的に体を動かす
ストレッチやウォーキングを、毎日の習慣に取り入れてください。
体の声を聞く
軽い違和感は回復過程でよくありますが、鋭い痛みや強い痛みが出た場合は、無理をせず医師に相談しましょう。
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