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🌱 ウォーキングと太極拳で回復

椎間板ヘルニアの手術から5か月 ― ウォーキングと太極拳で取り戻す日常

約5か月前、私は椎間板ヘルニアの手術を受けました。手術前の主な症状は痛みではなく、しびれや筋力の低下で、そのため日常生活の一つひとつが不安に感じられたのです。手術後の回復がこれほどまでに身体だけでなく心にも負担となるとは、当時は想像していませんでした。

それでも少しずつ、私は健康を取り戻しています。その中で支えになってくれたのが、ウォーキング太極拳です。


手術後のウォーキング

最初は、ほんの短い距離を歩くだけでも大変でした。体力を一歩ずつ積み重ね直す必要がありました。私にとって役立ったのは:

  • まずは数分から始めること

  • 姿勢を意識し、ゆっくり安定した歩みを心がけること

  • 身体が準備できていると感じた時だけ、距離を少しずつ延ばすこと

今ではウォーキングが毎日の習慣になりました。筋肉や背中のこわばりを和らげ、脚や背中を強くし、気分もすっきりさせてくれます。


太極拳と私

太極拳は今回の手術で新しく出会ったわけではなく、20年ほど続けてきた習慣です。これまでも私の心身を整える大切な時間でしたが、手術後の回復期にはその効果をあらためて実感しました。

太極拳のゆっくりとしたコントロールされた動きは:

  • バランス感覚を高め、転倒への不安を減らす

  • 無理をせず身体を伸ばし、強くする

  • 心を落ち着かせ、背中の緊張やストレスを和らげる

以前から練習してきたからこそ、回復期にも安心して取り入れることができました。太極拳はただの運動ではなく、まさに「動く瞑想」のような存在です。

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回復の過程で学んだこと

  • 回復は早くはないが、少しずつ積み重ねれば必ず前進できる

  • 穏やかで継続的な運動は「薬」と同じくらい効果がある

  • 身体と心は一緒に癒える。ウォーキングは身体を、太極拳は心を強くする


最後に

手術後の回復は決して簡単ではありません。けれども、一歩一歩を大切にすれば、少しずつ健康な日常を取り戻していくことができます。同じような経験をされた方は、ウォーキングや太極拳といった穏やかな習慣を取り入れてみるのもおすすめです。

また、回復の体験や太極拳を通じて感じたことがあれば、ぜひ教えてください。みなさんの声が私自身の励みにもなります。

そして、なかなか治らないつらさはどの病気にも共通しますが、大きな期待にとらわれず、あきらめることなく、前向きでいることこそが何より大切だと思います。


自分自身、これまでは「Stay Hard」という気持ちでハードな運動をガンガン続けてきました。歳を忘れて突っ走る——まさに私のような人間を指すのでしょう。「自分はまだ20代と変わらない」と錯覚し、実際に持って生まれた素質もあって、20代の人と競い合っても負けないこともありました。パルクール、クロスフィット、カンフー、ロッククライミング、水泳……そんな運動をやり続けてきたのです。

しかし今では、ウォーキングやストレッチ、そして太極拳といった、より穏やかな日々にようやく順応できるようになってきました。


また次のブログでは、新たな進歩や、時には後退についても正直にお伝えしたいと思います。

 
 
 

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